保育施設の種類と看護師業務の違い

子どもの預け先として、幼稚園・保育園・こども園の3つの施設があります。各施設には異なる特徴と目的があり、そこで働く看護師の仕事内容も異なるのが特徴です。まず、幼稚園は3歳から5歳までの子どもを対象にしています。主に教育が目的としてあり、基本的な生活習慣や集団生活に必要なスキルを身につける場所です。法的な義務がないため看護師が常駐していないことも多いですが、緊急時には対応が求められることもあるでしょう。

保育園は0歳から5歳までの子どもが対象で、保護者が働いている間に子どもを安全に預けることが可能です。保育園では子どもの健康管理が重視され、看護師が常駐していることも少なくありません。看護師の主な仕事内容は子どもたちの健康チェックや病気の予防、ケガをした際の手当てなどです。さらに、保護者に対する健康に関するアドバイスや指導も行います。

こども園は、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ施設です。教育と保育の両方を提供でき、働く保護者にとって非常にありがたい存在でしょう。看護師の役割として保育園と同様で、子どもの健康管理や緊急時対応、教育カリキュラムに沿った健康教育、保育士や教員との連携などがあります。(参考サイト:http://kindergarten-nursery-teacher.com

総じて言えることは、どの施設でも看護師は子どもの健康と安全を守ることが第一の役割です。各施設の特徴に応じて仕事内容も変わるかもしれませんが、共通して求められるのは子ども一人ひとりに応じたきめ細やかなケアとサポートとなります。看護師の存在は施設の安心感を高めるとともに、保護者にとっても心強い存在と言えるでしょう。